2022年1月8日(土)

奈良旅三日目。起床後大浴場へ。宿酔気味の頭を覚ます。京都に戻る途中、新田辺で降りてタクシーにて一休寺へ。いいお寺であったがだいぶ傷んでいる。京都駅に戻り、妻が土産物を選んでいる時間を西本願寺へ。

一休寺本堂の縁に寝ころんで庭園の石と対話してをり

北庭にごろりころがる石がいふまあそのままで自然(じねん)無為(ぶゐ)にて

西本願寺の正門を出て京の町新旧混在の街衢(ちまた)を歩く

こんなにもでつかい伽藍の内にゐて往生ねがふなどあひなきものなり

京都駅16:33ひかり658号で小田原へ。19:30頃帰着。いやあよく歩いた。20000歩を超える日もあった。

京都駅に買ひこし阿闍梨餅を喰ふ奈良への旅の閉ぢめとせむか

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

1件のコメント

  1. 京都、奈良の旅を満喫されたようで何よりでした。
    奈良博の館長さんとの宴も盛り上がったようですね。
    お声かけしていただければ、京都駅までお見送りに馳せ参じましたのに。
    残念。
    またの機会を楽しみにしております。

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