2021年12月31日(金)

2021年も今日でお終い。明日は2022年になる。この一年はなんだか速く感じられた。窓ふきをはじめ、今日も良く働いた。

  父祖の地をもたざるわれもしみじみとゆく年惜しむ眼鏡をはづし

  目をこすりこの一年を思ふなり大歳の夜の酒ほんのすこし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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