2021年12月17日(金)

朝から雨だが、9時過ぎには上がってきた。妻は今夜一泊で長野へ帰る。

  雨の朝スーツケースをひきずつて妻よこよひはふるさと長野

三階席に君ときくショパン

  雨だれはわが方丈の屋根をうつ

  ハガキ歌仙に今日は初折の裏三句鴨長明の登場である

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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