2021年12月12日(日)

昨夜は5時から町田で教員時代の悪友たちと会食。久しぶりに「うたり」へ。

  菠薐草の根の乳首色宿酔の寝ざめにまづ見ゆ(つばき)のみこむ

三日前を思いだして

  首都高の下をとぼとぼ旅かばんころがして往く老いぼれわれが

  舌少しもつれて語る師のすがた百歳に近き伊勢のますらを

  百年の翁のみあとしたひ来し四十五年ながき年経る

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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