2021年10月15日(金)

部屋の中にいる分には気持ちのよい日である。外は日差しもまぶしいし、風もそこそこ強い。

  ひよどりのこゑに応ずる鳥もありひむがしの空やうやうに明く

  母親が子を抱くときにこぼれだす赤子の素足五指のうごきよ

  宙天(おほぞら)にうかぶ嬰児(みどりご) 人類の希望をつなぐ奇跡の子なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA