2021年10月5日(火)

昨日のことだが、沼津港からの鈍足バスに乗り合わせた女性が、御殿場線でも一緒だった。長泉なめりで降りていったが、なかなかの美形と観た。

  たまさかに富嶽の巫女が降下するタブレットを手に吉凶案ず

  駿河のをみな秋の女をおもふとき穂すすきしろがね色のかがやき

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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