2021年9月30日(木)

海老名図書館へ行くが目当ての辞書がない。稲刈りが終っている田がある。

  水や風のごとくに人生流れゆき老いたれば地獄の底が現る

ユーチューブで藤圭子を聴く。

  藤圭子のこゑのうるほひそのこぶしこころふるはす涙こぼるる

  命火はいまだも消えぬさくら木にもみぢ葉赤きけふ九月尽

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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