2021年8月27日(金)

猛暑です。34℃を超えている。午前中でマンション前空地の草刈り終了。じいさん二人と婆さん二人の共同作業でした。

  稲の穂のそよぎの音のさゐさゐとたださゐさゐと往古の如く

  熟れ穂の香なつかしくして二千年ほど前の田に立つわたくしがゐる

  水田に稲を育む術を手にわが祖たちはこの列島に住む

  猛暑にも歩けば美がある風出でてわれにまつはり黄揚羽の飛ぶ

  蟬鳴くやこゑにさびしき日暮れどき

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA