2021年8月26日(木)

娘の27回目の誕生日。猛烈に暑い。34℃。この猛暑日に、マンションの前の空地の夏草を刈っている。いよいよ工事がはじまるか。妻は苦情でもあったんじゃないのと楽観的である。

  さるすべりの花なほ赤くマンションの中庭に立つ夏まだ行かぬ

  風ふけば百日紅の花落ちてもの侘びしきに堪へてゐにけり

  暮れ方に夕刊取りに階段をくだるときこころあやしく動く

  夕焼けをねぐらに帰る鳥の群

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA