2021年7月30日(金)

朝から雲行きがあやしく、雨が来る前にと買い物に出掛けたのだが、帰路には激しい雨に見舞われた。ようよう家に帰り着いたところで雷が響きはじめ、およそ1時間も続いただろうか、雨は上がった。

  あけぼの杉の下に新しき蟬の穴近傍のつつじにうつせみ潜む

  魚屋にあぶり太刀魚とみしまおこぜ(うづ)なるさしみ買ひ求めくる

  どしやぶりの雨にJR相模線イエローカーが待機してゐる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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