2021年7月26日(月)

今日も暑くなっています。海老名田圃を散歩。

  稲の葉に首あたりまで隠れたり小鷺しづかに田を歩みをり

  青き田に寄れば稲葉のそよぐ音、(かはづ)鳴く声、夏の水流

  用水の流れゆるやかに田に入れば稲の根元をしづかに動く

今年初めての蝉の声を聴き、蝉の姿を見た。

  ベランダの壁にはりつくアブラゼミ近寄れば虚空へ声を残して

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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