よく晴れている。
いつの日かわが手をつなぎ阿弥陀世に実朝よひかりの階のぼれ
紅梅の花には未だ早くして古木の梅の木に近く寄る
常盤木のきび餅に口を汚しつつ旅の終りを惜しむ妻と吾
『論語』衞靈公二 陳に在して糧を断つ(陳の国で食糧がなくなり)。従者病みて能く興つこと莫し。」子路慍って見へて曰く、「君子も亦窮すること有るか。」孔子曰く、「君子固より窮す。小人窮すれば斯に濫る。」
君子でももとより窮すしかれども小人窮すれば濫れたるのみ
『古事記歌謡』蓮田善明訳 三九 オシクマノ王オシクマノ王は、将軍イサヒノ宿禰ともに追い詰められ、船に乗って湖水に浮かんで歌った。
いざ吾君 伊佐比宿禰よ 振熊の
振熊が 痛手負はずは 矢傷を受けて死のうより
鳰鳥の 淡海の湖に 淡海の湖の鳰鳥に
潜きせなわ なって潜ろよ 波の中
そして、湖に飛び入り、二人とも死んでしまった。
伊佐比宿禰よ矢傷を受けて死ぬよりも淡海の湖に死なんとおもふ