2025年1月25日(土)

朝は寒いが、次第に気温は上がる。

  浜松の酒に喜ぶわがからだこよひたゆたふごとき心地に

  ホテルの廊下を酔うたるわが(み)のたどりゆく夜にただよふ釣舟の如

  月代にひかりがあれば海のうへ光りの道がわたりゆくなり

『論語』衞靈公第十五 一 衞の霊公、(じん)を孔子に問ふ。孔子対へて曰く、「(そ)(とう)の事は則ち(かつ)てこれを聞けり。軍旅の事は未だこれを学ばざるなり。」明日(めいじつ)遂に行る。
孔子らしいといえば、そう思える。軍のことを尋ねるということは、衞も軍備に重くなるということ。だから、そのあくる日に衞から去ったのだ。

  軍旅を問ふ衞の霊公にあやふさを感じあくる日に去る

『古事記歌謡』蓮田善明訳 三八 ヤマトタケルノ命の后や子どもたち
白鳥が飛んで磯にいる時に、
浜つ千鳥 浜よ行かず     浜千鳥は浜行かず
磯伝ふ            磯伝いゆく追いにくさ

この四つの歌は、みなその葬礼の時に歌った。いまでもその歌は天皇の大喪に歌うことになっている。行ってくれるなという思いが、こうした歌にあるのだろう。

  浜つ千鳥も飛ばずに磯を追ひゆくにその追ひにくさ言い難きもの

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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