2025年1月24日(金)

今日また晴れる。

  宿の湯に上着、下着と脱ぎすててさらされてある男の正体

  軀の疲れ少しはなごむか露天湯にしばしは深く沈みたりけむ

  夜の宿の無人の廊下をひたひたとボトルに水を充たして返る

『論語』憲問四六 闕黨の童子、命を将なふ。或るひとこれを問ひて曰く、「益者か。」
孔子曰く、「吾れ其の位に居るを見る。其の先生と竝び行くを見る。益を求むる者に非ざるなり。速やかに成らんと欲する者なり。」

闕の村の少年を進境を目指す者か聞いたところ、孔子は進境を求める者ではなく、早く一人前に成りたいのであろうということだ。

  闕の国の童子についてかく申す益者にあらず速やかに成らむ

『古事記歌謡』蓮田善明訳三七 ヤマトタケルノ命の后や子どもたち。
また、海の中に入って、行き悩みつつ、
海処(うみとが)行けば 腰(なづ)む       海行けば 腰を侵して
大川原(おおかはら)の 植草(うゑぐさ)         川草の もまるるごとく
海処は いさよふ        波に揺れ 足は進まず

  海処ゆけば腰なずみ川原の藻にもまるるやうに揺れて進まず

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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