薄曇りで、寒い。
一本の桜を植うる露天湯を囲る季節の植栽もある
露天湯に立てば見下ろす海の道夜の月代は波動も映す
釣舟を幾艘かうかべ昼の海波少しあり揺り揺られをり
『論語』憲問四四 子路、君子を問ふ。孔子曰く、「己を脩めて以て敬す。」子路曰く、
「斯くの如きのみか。」孔子、「己を脩めて以て人を安んず。」子路、「斯くの如きのみか。」孔子、「己を脩めて以て百姓を安んず。己を脩めて以て百姓を安んずるは、堯・舜も其れ猶諸れを病めり。」
なかなかに子路はしつこく孔子に問ふ己を脩めることの難さを
『古事記歌謡』蓮田善明訳 三五 亡きヤマトタケルノ命の后たち
靡付きの田の 稲幹に 陵のめぐりに靡きつぅ
稲幹に 匍ひ廻ろふ 田の稲茎に 稲茎に
薢葛 薢葛は匍いまとう
ヤマトタケルの陵墓のめぐりに靡きつき匍ひもとろふる后ら泣けり