2025年1月20日(月)

晴れているが寒い。

奥泉光と原武史の『天皇問答』を読む。われわれの対応こそが問われている。ということをよく考えることで、天皇制のこれからが決まる。私のほぼ同世代である小説家と政治学者に学ぶべきことは多い。にしても天皇制廃止には遠い階梯が潜んでいる。そう簡単でないことだ。

  糸川の両岸に蕾む寒ざくら二、三がひらくうれしきものよ

  古木のさくら枝(しじ)にしてそれぞれに蕾はぐくむをわれが仰げり

  熱海ざくらの祭りをひかへ糸川の急湍右に左に流る

『論語』憲問四二 子張曰く、「書に云ふ、高宗、諒陰三年言はずとは、何の謂ひぞや。」孔子曰く、「何ぞ必ずしも高宗のみならん。古への人皆然り。君薧ずれば、百官、己を総べて以て冢宰に聴くこと三年なり。」

  殷の高宗の喪に服しては三年もの言はず君なくば百官すべて喪に服すべし

『古事記歌謡』蓮田善明訳 三三 ヤマトタケルノ命
(は)しけやし         なつかしい!
我家(わぎへ)の方よ        ふるさとの空から
雲居(くもゐ)立ち(く)も       雲がわいてくるぞ

これは「片歌」というのである。この時、危篤に陥り、

  なつかしきふるさとの方より雲わける嗚呼わたくしのいのち短し

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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