天、晴れ。
今日から「さねさし歌日録Ⅲ」として続けようと思う。今年は二〇二五年、ほんとうに早いものだ。一首目は、年賀状に刷ったものだ。
いくそたび危地にふれしも生き延びて今年の年酒『晴雲』に酔ふ
ひよっとこの仮面に手足動かしてひょっとこになるわれならなくに
お多福の仮面かぶりし妻ならむその顔いきいきと阿亀の踊り
『論語』憲問二三 子路、君に事へんことを問ふ。孔子曰く「欺くこと勿れ。而してさからってでも諫めよ。」
主君には欺く事勿れそしてさからってでも諫めることぞ
『古事記歌謡』蓮田善明訳 一二 カムヤマトイハレビコノ命
トミビコを討つ時の歌
みつみつし 久米の子らが 若々しい久米の子が
粟生には 臭韮一茎 つくる粟畑の韮草を 一茎抜けば皆
其根が基 其根芽つなぎて つづいてそっくり抜けてくる
撃ちてしやまむ つづけて撃て撃て 撃ち果たせ
みつみつし久米のみ子らが韮草を根からひき抜け撃ちてしやまむ