2025年2月25日(火)

よく晴れている。

  老荷風のあとを慕ひて椿の花ぽつぽつと咲く小径を進む

  椿の花ぼってりと咲く一本の木を見て過ぐる路地の一隅

  椿の花赤きが咲きてはなやげるこのめぐりしばしうるほふごとし

『論語』衞靈公三二 孔子曰く、「君子は道を謀りて食を謀らず。耕すも餒え其の中に在り、学べば禄は其の中に在り。君子は道を憂へて貧しきを憂へず。」

  君子なるものは道を謀れば俸禄はおのづと入る貧しきを憂へず

『古事記歌謡』蓮田善明訳 六九 メドリノ王

そのあとから、夫のハヤブサワケノ王が来たのだが、メドリノ王は歌った。

雲雀は (あめ)(かけ)る      雲雀は高く翔るゆえ
高行くや (はや)(ぶさ)(わけ)      速総別よ そこにいる
鷦鷯(さざき)取らさね        大きい鷦鷯(さざき)を取り給え

  ハヤブサワケよ雲雀のごとく高く飛び大き鷦鷯(さざき)捕へなされよ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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