2024年8月20日(火)
朝方はちょっと涼しかったが、暑い。 時として孫の笑顔が癖になるわれも爺(ぢいぢ)、妻も婆 頼りなげに長く歩きてふり返る笑顔、真からの孫の笑顔 不可思議の神の宿るか孫の笑顔まんめん笑ふわらひ崩れる 『論語』先進...
朝方はちょっと涼しかったが、暑い。 時として孫の笑顔が癖になるわれも爺(ぢいぢ)、妻も婆 頼りなげに長く歩きてふり返る笑顔、真からの孫の笑顔 不可思議の神の宿るか孫の笑顔まんめん笑ふわらひ崩れる 『論語』先進...
またまた暑い、暑い。 昨夜、岡本綺堂『青蛙堂鬼談』を読み終えた。なかなか怖い。 めづらしく少しく早く人に会はず犬にも会はず孤独なる遊歩 相模川原までがけふのわが歩き砂利の道三百メートルを含み 朝に鳴く鳥の声愛...
今日も暑い、もっと暑くなりそうだ。 腕時計のベルトを締めてさて征かむわれもたたかふもの言ひをする 手の甲の老班格段に増えてゐる衰へたるかわが身も心も 七十歳に近き老兵が役立つかそれでも意気だけは軍服着し 『論...
昨日は台風7号が、関東地方に接近し、このあたりも雨、風が強かったが、予定していたほどではなかった。 台風七号関東地方に近づけばそれなりに雨風激しくなりぬ 台風の豪雨の後は岡本綺堂『青蛙堂鬼談』を開き読むべし ...
台風7号が接近、朝から雨、風。でも、今はまだまだ。 牛乳パックが涎をたらすおのづからシンクの内に乳牛のやうに 墨の香のするどさ部屋に充満す「志」とふ字を妻が書く 台風7号、関東地方に豪雨・強風手加減するな波浪...
また暑いのである。 大山にうす雲かかり霞みたり山のみどりも仄かに見ゆる 麦茶のペットボトルをぶら提げて川までの道石礫つづく ポストより朝刊を取り九階へいそいそもどる一面見つつ 『論語』郷黨二一 孔子は、斉衰(...
今日も、とっても暑い。 李人稙(イ・インジク)『血の涙』を読む。韓国文学「新小説」の作品。オンギョンの平壌・大阪・アメリカへの変転の生。日清戦争の終結にはじまる韓国少女の遍歴。「人間にとって最悪のものがいくさじゃ。」その...