2024年6月12日(水)

朝から快晴。暑いくらいだ。リハビリ他、なかなか忙しい。   青いロマスカーと赤いロマンスカーがすれ違ふ午前六時十分厚木駅あたり   JR相模線上り電車踏み切りが鳴りわが前通る   約十五分歩いてくれば下り線のJR相模線に...

2024年6月11日(火)

朝から天気がいい。暑いほどに気温が上がっている。 『新編同時代の作家たち』広津和郎作・紅野敏郎編(岩波文庫)を読む。大正文壇の様子がいきいきと、そして興味ぶかく記される。宇野浩二、そして芥川龍之介の自死、島村抱月の頼りな...

2024年6月10日(月)

朝から雨だが、午前7時過ぎには上がった。けれども当分は曇りらしい。   どんよりと雲重くなる昼つ方阿弥陀が救ふいのちありけむ   救はれざるわれにしあらむ地獄の底に彷徨ひ血まみれなりき   まはだかに剝かれて閻魔を前にし...

2024年6月9日(日)

朝から曇り。ずっと夜まで曇って雨になるらしい。鬱陶しいが、意外と涼しい。   花々を落してさみどりの色かがやく躑躅、皐月のいのちの色なり   あけぼの杉のさみどりの葉々を揺らしたる中庭とほる風やありけむ   さみどり色に...

2024年6月8日(土)

朝からいい天気で、暑い。   夏つばきの白き花には朝のひかり清浄の花かがやくばかり   夏つばきの落せる花の腐れたるが苔庭なればそこ愛らしく   木が違ふ木を拝むとき気が違ふ気ちがひならむわれに狂あり 『論語』泰伯一一 ...

2024年6月7日(金)

今日もいい天気だ。暑くなりそうである。 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』読了。トマーシュとテレザの愛の物語のようにも見え、また「プラザの春」を壊滅させたソビエトの苛烈さを背景に、ここにも物語がある。トマーシュは...

2024年6月6日(木)

朝から晴れて、爽やかな日である。6月6日だけど、雨ざあざあではない。   相模川橋梁を厚木へ辿る清流あれば鮎も育つか   川辺には鮎を目ざして幾人か川の深みへ入りゆかむとす   棹先にひかりのやうな鮎のをどるまんまと胴に...