2024年6月26日(水)
朝は涼しいが、すぐ暑くなる。朝からクーラーである。 花が萎れて皐月つつじの枝さきにゴミかのやうにへばりつきたる 皐月つつじ深く繁りて枝さきに花弁萎れていつまでも付く 雑草に二頭の蝶々寄りゆくをしづかにしづかに...
朝は涼しいが、すぐ暑くなる。朝からクーラーである。 花が萎れて皐月つつじの枝さきにゴミかのやうにへばりつきたる 皐月つつじ深く繁りて枝さきに花弁萎れていつまでも付く 雑草に二頭の蝶々寄りゆくをしづかにしづかに...
頭が痛い。 泥つきの葱持ち帰る泥つきの葱を洗ひてようよう食べる 泥つきの葱坊主洗ひ忘れずにこの白葱こそは甘きものなり 買物の袋は忘れずに入れてくるパン、豚肉、牛忘れずに 『論語』子罕七 牢(孔子の門人)が言う...
朝は涼しいが暑くなる。雲が多いのだけれども。 杏の木に杏の花見ず果実喰ふことしの木の実大きかりけり 長野より妻持ちかへる杏の実ことしはいたく太りたるもの だいだい色の杏子の果実を齧りをり信濃の国の杏をかじる ...
朝から雨。昨夜から降っている。葉室麟『峠時雨』を読んだ。時代小説は、ひさしぶりだ。時代小説は、やっぱりいいなぁ。そこでやめておこう。愛情あふれる小説は、自分で読むよりない。 梅雨に入る後の雨なり激しくも道路を走る自動...
朝から青天。涼しいが、暑くなる。 涼しきうちにあらゆることを済ませておこふわが家のゴミのけふは少なき ゴミ袋をぶらさげてあけぼの杉の樹下をゆく少し影濃しその影踏みて 皐月つつじの花の残骸木に付きてどうもけがら...
朝から雨。けっこう激しい。柚月裕子『チョウセンアサガオの昨く夏』読了。柚月には珍しい十一の短編集だがそれぞれに怖いのだが、運命、そして涙がある。読みがいのある一冊だった。 北からの風に押されて歩きゆくがたぼこ道を背中...
今日も朝から天気はいい。暑くなりそうだ。 徳田秋聲『足迹』を徳田秋聲記念館文庫にて読む。『黴』の前編にあたる小説だが、ようやく手に入れ読むことができた。なかなか既存の文庫本が手に入らず金沢の徳田秋聲記念館で刊行しているの...