2024年4月12日(金)

雲の多い日であり、昼前に雨が降った。リハビリがあり、ケアマネージャーが来た。   時に雨ふればたちまち傘ひらく赤あり、青あり、黄色いパラソル   ペットボトルのお茶のみほして空になればペットボトルをつぶして捨つる   ペ...

2024年4月11日(木)

今朝も晴れ。   夜の北の窓には淡き青き色ゆうらり揺れてただよふごとし   この窓のむかふにはひろき海があるときおり波の荒るるも青なり   夜に降る雨のせゐかも青き色に北窓の外闇なす空は 『論語』雍也二五 孔子が言った。...

2024年4月10日(水)

今日は晴れた。ここのところ雨や曇りの日がつづいたので、朝から明るいのが感動的にうれしい。だけど冷たいのだ。 徳田秋声『黴・爛』(講談社文芸文庫)を読む。『黴』の笹村とお銀、『爛』の浅井とお増、そしてその男たち女を取り巻く...

2024年4月9日(火)

激しく雨が降る。その上、いまは南風が激しい。嫌な雨風であり、満開をむかえたさくらのはなびらが散り、風に落とされ、九階のここまで花びらの切片が吹きあがる。 「からたちの花」は北原白秋の詞である。この唄もうたえる。   から...

2024年4月8日(月)

雲が多いが青空も覗く。やがて夜には雨になるらしい。 今日も、不意に浮かんできた「汽車ポッポ」である。なんでこのメロディが頭に浮かんだのだろう。宮原薫という。   走れ 走れ鉄橋を越す窓の外スピードスピードたのしいな   ...

2024年4月7日(日)

気温も高くなるようで、歩いていても暖かい。少し速く歩こうとするとうっすらと汗をかくようだ。 昨日、なぜか「かなりや」のメロディ、そして歌詞がぼんやり浮かび、いつか口ずさんでいた。早速、『日本童謡集』(岩波文庫)を開き、「...