2024年12月17日(土)

今日は朝からずっと曇っている。気温もそんなに上がらない。妻の運転で井出トマト、国分寺台のパン屋を回ってきた。久しぶりのことだ。

寝床にてまづ恒例の手を開き、閉ぢて二十回腕上げながら

  膝に足を置いて上下す十回づつ両脚終れば腕立て十回

  腕まはし、頸まはし両脚伸ばしたり二十を数ふ寝床より立つ

リハビリのルーティン、明日へ続く。
『論語』里仁二六 子遊が言った。君に仕えてうるさくすると、嫌がられ恥辱をうける。朋友にうるさくすれば疎遠にされる。うるさくつきまとう奴。いるねぇ。

  主君や友にうるさくすれば嫌われる当然ならむ適度が大事

『正徹物語』52 「霜のふりは」には、あれこれ解釈がある。「ただ霜のふるは」という事であるとして「ふりは」という人もいる。一方で「鷹揚などといふやうに、霜のふる場といふ事なり」として「ふりば」という人もいる。
・水ぐきの岡のやかたに妹とあれとねてのあさけの霜のふりはも 古今1072

  霜のふりはいかがなるらん妹と寝てのあさぼらけいかにか寒し

「伊勢物語」二段
・起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめ暮らしつ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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