今日は曇りだ。昨日の夕べの能登大地震は怖ろしいものであった。すでに石川県で死者五名の報告がある。
能登の地を高き波濤の襲ふときこの地も揺るる震度三なり
能登の家群に土煙あがる地の揺れの映像に怖るる曾遊の土地
睦月一日午後四時過ぎに幾たびも激しく地を揺する大地震ありき
『論語』八佾六 李氏が泰山で旅の祭りをしようとした。李は陪臣でそれを犯した。そこで孔子は冉有(孔子の門人。孔子より29歳若い。当時李氏の執事であった。)に「お前はやめさせるできないのか」というと「できません」と答えたので、「ああ泰山が林放にも及ばないと思っているのか」と咎めた。
泰山を軽くみなすと碌なことにならざるものよ李氏さけるべし
『正徹物語』6 伏見院の手紙の筆跡は枯木のようで美しくはない。筆を整えずに書くので、人の真似るようなものではない。 伏見院御消息こそは枯木のやう真似るべきにあらず美しくなく