2024年1月1日(月)

元日 初日も見た。よき日である。午後、能登で大きな地震がある。海老名も震度三である。驚いた。新年早々地震、津波だ。

  千両、万両の珠実のあまた赤き色いのりのごとくこの世ことほげ

  めでたき正月の朝にやうやうに雲古ひねり出す縁起よきかな

  若水は浄水にして、奥能登の真塩に、山形つや姫供ふ

  能登(のとの)(くに)を襲ふ地震に津波被害ああこの国の崩壊またも

『論語』八佾五 孔子が言った。夷狄に君主のあるのは、中国で君主のいないのにも及ばない。」
中国の文化の伝統はやはりすぐれている、ということだ。

  夷狄の君主、中国の君主に及ばざる断定したるは孔子なるゆゑ

『正徹物語』5 冷泉為相は安嘉門院四条の子である。彼女は安嘉門院へ参仕したのでこう呼ぶ。為守も同じ腹である。この安嘉門院四条を出家の後は、阿仏と称した。為守は教月某として浄土宗に帰依していた。

  冷泉為相の母は阿仏尼なり弟為守は浄土宗に帰依す

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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