2023年4月15日(土)
朝から雨だ。昨夜から腹が痛い。下痢気味でもある。 鶺鴒がけふは二羽来て遊ぶなり雨に濃くなるみどりの木々を 鶺鴒の鳴く声ちちとささやけばちちと応ふるもう一羽ゐる ひよどりに替りたるかと思へどもひよどりはひよどり...
朝から雨だ。昨夜から腹が痛い。下痢気味でもある。 鶺鴒がけふは二羽来て遊ぶなり雨に濃くなるみどりの木々を 鶺鴒の鳴く声ちちとささやけばちちと応ふるもう一羽ゐる ひよどりに替りたるかと思へどもひよどりはひよどり...
まだ黄砂は残っている。山が黄色い。 洗ひ籠から小皿とりだし片づける陶器がふれあひ軽く音鳴る ていねいに茶器を洗ひて籠に伏せ満を持したる茶の時を待つ ふれあへばかろやかな音をたててゐる小皿、大皿、どんぶりの音
大山、丹沢山塊は黄砂に沈んでいる。村上春樹の新作『街とその不確かな壁』の発売日だ。さっそく買った。 手に重き『街とその不確かな壁』をひらく未知の物語を辿らむとして どことなくぼんやりしてゐる山際を見尽くさむとする...
雲が多い。夜には中国から黄砂がくるらしい。 東南アジアに拠点を構へ特殊詐欺を働く日本人日本人を騙す カンボジアの十九人の詐欺犯を逮捕する彼らどこかにやましさなきか なにゆゑに海外に渡り人を騙すおほかた日本の独...
春らしい日であった。 朝はまづ時計の針を直すべし少しづつ狂ふわが腕時計 抽斗には電池を奪ふ力あるか腕時計の墓場のごとく動かぬ時計 躑躅の赤き花咲くパティオなり皐月にはまだいささか早く 陽に乾く洗濯物を取り...
昨日の選挙、私は自民党の候補には決して入れない。県会議員は定員二、一人は自民党外だったから、まあよしとしよう。知事の四選には賛成したくないが。 木の枝を咥へて弾むイカル二羽春のひかりのまばゆき場所に 巣作りの最中...
統一地方選挙、朝から投票に行ってきた。いい天気だが、妙な寒さがある。 知事選挙、県会議員選挙投票に朝一番に妻と出掛ける さみどりの木々、まみどりの樹々、赤き葉々四月初旬の日々は過ぎゆく けさもまたノートを開き...