2023年9月2日(土)

暑い。問診のため海老名総合病院へ。明後日の入院の前段である。

昨夜、砂原浩太朗のデビュー作『いのちがけ 加賀百万石の礎』を読み終える。前田利家の股肱の臣、村上長瀬のまあ一代記といっていいだろう。利家歿後まで長瀬の活躍をえがいて、なかなか充実した読書であった。

  前田利家、股肱の臣の村上長瀬。利家亡き後もいのちがけなり

  前田利家 黄金の羽織りの(かぶ)奇者(きもの)。いのちがけなるもののふの伝

  ものふの一代記読みをり。痛快なり。いのちがけなるふるまひ楽し

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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