2023年8月1日(火)

暑いのだ。夜中、雷鳴、そしてひかりが激しかった。

  雷鳴とひかりきらめく夜の暗さたびたび醒めてカーテン閉めつ

  夜通しを風神、雷神ひらめけばベランダしづかに雨の跡のみ

とつぜん雷鳴が響き、しばらく停電。

  蟬一匹と蟬の翅一匹ぶんベランダに残して暗き海老名の空は

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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