2023年7月24日(月)

34℃代に下がったが、まだ妻のコロナは完全に下がったわけではない。

  薬剤をよろよよろとして咽喉のざらつけばこれぞ生きているあかしなり

  もう一錠づつしかない。これを越せば薬剤なくなる危機間近なり

  二足歩行のしんどさよかくよろけ朝日のあたる木々にたよりゆく

  ごみ捨て場へ段ボールすてにきふは行く段ボールは腕にあふれるごとし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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