2023年7月21日(金)

少し暑さは緩い。が、暑いことにそう変わりはない。

  曇り空に暑き空気の来たりけり灰色の雲がわれを圧する

  木の影を日の(ふ)のごとくしたがへて急ぎ足に(ゆ)く青空のもとへ

『むずかしい天皇制』が気にかかる。

  天皇制の神聖性を虚構せし日本近代滅びざりけり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA