2023年7月13日(木)

今朝は少し温度が低いようだ。そうはいっても暑い。思いは病院からなかなか抜けだせそうもない。

  さねさし曇天をとぶ揚雲雀高みをゆきて鳴きごゑ響く

  口から六体ちいさき阿弥陀吐きだして空也上人愛すべきなり

  鳴きながらひむがしへ赴くからす三羽えさ場へ急ぐ苗田の水に

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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