2023年4月3日(月)

朝から曇りだが、昼から晴れてきた。今日は神武さん、神武天皇の亡くなった日だ。

  いにしへの初代天皇死にたまふ春のけふの日一三七歳 (『古事記』による)

  葦原のしけしき小屋に二人寝したのしき日もありいにしへ大和に

  靴紐をしつかり結び立ち上がるまほろば大和は老いには遠き

  マンションの天辺にある電波塔にけさのひよどり高々と鳴く

  いつのまにか電線に移り揺れながらここにも鵯するどき声す

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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