2023年4月16日(日)

今朝は朝からいい天気だ。片山杜秀『11人の考える日本人』読了。片山の文章は歯切れがいいので心地よい。後半の小林秀雄、柳田國男、西田幾多郎、丸山眞男あたりが面白かった。

  考えねばただ莫迦になる小林秀雄、丸山眞男に見習ふべしや

村上春樹の新作を読んでいる。

  「涙には匂いがある」との記述あり女性を愛するゆゑの語なりや

  媛神をまつる鎮守の杜の空たかだか聳ゆ欅の古木

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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