2023年3月20日(月)

朝から春らしい青天、相模川の鴨は少数だがまだ残っている。

  晴朗なるあかるき朝の空に鳴く一羽の鳥の濁みたるひと声

  朝の日はさみどり色の野を照らすこの平穏の時よ長かれ

  朝の日はひかりまばゆし駅へむかふ人の背中の誰もかがやく

  川淀に残る鴨どりもいつか去るそのいつかさう遠くはあらず

  木蘭の風になぶられ純白の花びら散らばるあはれ汚れて

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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