2023年3月14日(火)

朝方は曇り、やがて晴れてきたが、あまり暖かくはない。

  曇りなれど風弱き朝中庭のあけぼの杉は春芽赤らむ

  界隈をひよどり二羽がかけめぐる公園、マンション、手もみ屋あたり

  となり町の空家の家の大木の白木蘭あまたの花落したり

  マンションの前の空地の春草原いかる二羽ゐて黄の(はし)うごく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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