2023年2月12日(日)

午前中は雲が多く、寒かったが、やがて青空が広がる。

  木蓮の芽のけばだちは春守る羽織る毛皮の厚きけばけば

  (けば)だって茶色の醜き芽立ちから汚れなき純白の花咲く不思議

『老子』下篇62

  「道なる者は万物の奥」「善も不善も」()れて貴き

『徒然草』145段・146段

  秦重躬(はたのしげみ)、道に長じてそのことば神の如しと人は思へり

  明雲座主、相者(さうじや)にあひて傷害の恐れを言はれ矢にあたり()
   *相者=人相をみる人

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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