2023年12月7日(木)

今日も青空が広がる。朝はそこそこ寒いが、日中には20℃になるという。

  枯れもみぢ積もる木の下二足(ふたあし)三足(みあし)ゆつくりゆつくり歩みはじめつ

  木のめぐりに紅葉、もみぢ堆積し風にかさこそ子らも集ひ(く)

  枯れ紅葉(もみぢ)つぎつぎに散るさくら木の若き樹皮なり(つや)つぽくして

『論語』為政七 子游(孔子の門人。孔子より45歳若い)が孝を問うた。先生は行った「近ごろの孝というのは、ただ物質的に養うことをさしているが、犬や馬でさえみな養うということは十分ある。「敬せずんば何を以て別たん」これもなるほどではあるが。

  今の孝に賛成できぬ孔子がゐる尊敬がなくば区別もなからう

『徒然草』225段 白拍子の起源 多久資(おのひさすけ)が言ったことである。藤原通憲が集めた中に磯の禅師の舞を男舞として、その娘・静に継がせた。そして仏や神の由来や縁起を唱った。これが白拍子の根元である。その後、源光行が多くの詞章を残し、後鳥羽院が亀菊に教えた。この章の兼好はまるで『梁塵秘抄』を読んでいるようだね。

  白拍子の根元問ふに何がある兼好法師詳しくかたる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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