2023年12月23日(土)

朝寒い。零下三度だったそうだ。昼は、昨日と同じように上がってくる。

  あてやかに空暮れむとす西の(かた)(やま)(は)の色(しゅ)(いろど)りて

  身の丈のタブに沈みてものおもふ湯の(ぬく)さよきここちよきかな

  天国といふ珍妙なる国につどひたる黒人、白人、黄色人種

『論語』為政二十 季康子(魯の家老)が孔子に問うた。「人民が敬虔忠実に仕事にはげむようにするには、どうすればよいか。」孔子の答え「荘重な態度で臨めば敬虔になる。親に孝行、下々に慈愛、善人をひきたてて才能の無い者を教えていけば仕事にはげむようになる。」これまた政治ですね。『論語』は政治の書ですかねぇ。

  季康子に政治の道を説く孔子楽しきろかも苦しくなきか

『徒然草』239段 八月十五日と九月十三日は、(ろう)宿(しゅく)である。この婁宿の星座は、清く明るいので、月を賞するのにふさわしい夜だ。

  清明なる良夜の月を賞すべし兼好法師河内流なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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