朝は寒い。曇り空にはじまったが、昼前にはよい天気だ。
灰紫色の雲重く圧する下を鳴く鴉四羽が群れなして飛ぶ
この国の滅びは近いか自民党の派閥に検察このていたらく
大便のわだかまりあるわが腸内ぐるぐる音すちかぢか出でむ
『論語』為政十六 孔子が言った。「異端を攻むるは斯れ害のみ(聖人の道と違ったことを研究するのは、ただ害があるだけだ)というが、ほんとうだろうか。異端を研究することは意味があるように思える。これは、いわゆる小人に向けての発言ではあるまいか。
異端を攻むるはこれ害のみそうは思へず異端こそ学べ
『徒然草』235段 主ある家には関係のない人は入ってこない。主なきところには、通行人や狐・梟がわがもの顔に棲みつき、木霊などという奇怪な化け物も姿を現す。鏡には色や形がないので、あらゆる物の影がくる。鏡に色・形があれば、うつらないであろう。空間は万物を抱擁する。心に思念やあれこれ浮かぶのは、心に実体がないからであり、心に主があれば、若干も入りこないであろう。
心に主があればそこばくも多くが入ることもあらざる