2023年12月19日(火)

朝は寒い。曇り空にはじまったが、昼前にはよい天気だ。

  ( はい)紫色(むらさき)の雲重く圧する下を鳴く鴉四羽が群れなして飛ぶ

  この国の滅びは近いか自民党の派閥に検察このていたらく

  大便のわだかまりあるわが腸内ぐるぐる音すちかぢか出でむ

『論語』為政十六 孔子が言った。「異端を攻むるは斯れ害のみ(聖人の道と違ったことを研究するのは、ただ害があるだけだ)というが、ほんとうだろうか。異端を研究することは意味があるように思える。これは、いわゆる小人に向けての発言ではあるまいか。

  異端を攻むるはこれ害のみそうは思へず異端こそ学べ

『徒然草』235段 主ある家には関係のない人は入ってこない。主なきところには、通行人や狐・梟がわがもの顔に棲みつき、木霊などという奇怪な化け物も姿を現す。鏡には色や形がないので、あらゆる物の影がくる。鏡に色・形があれば、うつらないであろう。空間は万物を抱擁する。心に思念やあれこれ浮かぶのは、心に実体がないからであり、心に主があれば、若干も入りこないであろう。

  心に(あるじ)があればそこばくも多くが入ることもあらざる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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