2023年12月17日(日)

またまたいい天気だ。太陽が照り放題だ。

  珈琲に練乳(ミルク)を足して今朝は飲む心やすらぐ揺蕩(たゆ)たふごとく

  便器の底に雲古と紙がわだかまる水を流せばけたたましく(い)

  いつのまにか雲古と紙が渾沌と流れ去りゆく惜しげもなく

『論語』為政十四 孔子が言った。「君子は周して比せず、小人は比して周せず(君子はひろく親しんで一部の人におもねることはないが、小人は一部でおもねりあってひろく親しまない。)君子に対し小人が語られるのは初かもしれない。小人というところ孔子の差別がある。

  君子に対し小人を宛て小人は徳なきものの謂ひと決めたり

『徒然草』233段 人から非難されない言動をということだが、若者で容貌の美しい人で、言葉づかいの端正なものは、「忘れがたく、思ひつかるるものなり」という。兼好法師も若き美男子が好みなのだろうか。

  兼好の好める若き美男子とはいづれの人か宛あるべしや

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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