またまたいい天気だ。太陽が照り放題だ。
珈琲に練乳を足して今朝は飲む心やすらぐ揺蕩たふごとく
便器の底に雲古と紙がわだかまる水を流せばけたたましく去ぬ
いつのまにか雲古と紙が渾沌と流れ去りゆく惜しげもなく
『論語』為政十四 孔子が言った。「君子は周して比せず、小人は比して周せず(君子はひろく親しんで一部の人におもねることはないが、小人は一部でおもねりあってひろく親しまない。)君子に対し小人が語られるのは初かもしれない。小人というところ孔子の差別がある。
君子に対し小人を宛て小人は徳なきものの謂ひと決めたり
『徒然草』233段 人から非難されない言動をということだが、若者で容貌の美しい人で、言葉づかいの端正なものは、「忘れがたく、思ひつかるるものなり」という。兼好法師も若き美男子が好みなのだろうか。
兼好の好める若き美男子とはいづれの人か宛あるべしや