2023年11月20日(月)

朝から晴天。なんともいい日だ。

なんだか父のことが懐かしい。61歳で亡くなった。生きていれば95歳だ。

  辰年は父の生れ年。龍昇るごとくたちまちあの世へむかふ

  シャワー浴びて湿つぽくなるわれならむ涙もろきは老いの証しか

須坂の義兄から柿やら林檎やら送られてくる。

  柿の葉を写してなにかたのしきに柿の葉は北信濃の兄から届く

『論語』七 子夏がいった、「賢は賢とし色に易へ、父母に事へて能く力をつくし、君に事へて身を致し、友との交際は誠実に、これを学びたりといふ」
意訳である。子夏は、孔子の門人。孔子より四十四歳若い。

  『論語』は癖が強くてなじまざる政治を司るひとが読むべし

『徒然草』203段 天皇の勘気を受けた所に靫を懸ける。五条の天神、鞍馬の靫の明神もそうだ。検非違使庁の下吏が家に靫を懸ければ人の出入りならず。このこと絶えて後、今の世には、封をつくる。

  またまた兼好法師の蘊蓄をかたる章段もうたくさんだ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA