2023年11月13日(月)

朝は雨が残っていたが、後は晴れた。

  真夜中にペットボトルのお茶を喫むコップに注ぎてりんりんと飲む

  川筋を四羽の鷺が飛びゆける一羽、いちはが緑地をめざし

  いつのまにか晩秋の寒さ。小半日枯れ葉の小径かさがさ音す

青山文平『半席』読了。青山文平は、わたしの贔屓の作家である。単行本が出るたびに買っているが、これは文庫本だ。だから二度目ということになるが、二度目でも新鮮に読むことができる。まあ、忘れてしまったということでもあるが、二度読んでもおもしろいのだ。「半席」について、また内容については、ここでは長くなるので書かないでおく。

  青山文平『半席』を読む。(かち )目付(めつけ)片岡(かたおか)直人(なおと)懸命なりき

『論語』二 有子が言う。有子は、孔子の門人。孔子より43歳若い。容貌が孔子に似ていたという。「君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は其れ仁の本たるか。」
『徒然草』193段「おのれが境界にあらざるものをば、争ふべからず、是非すべからず。」

  おのれの専門領域にあらざるは争ふべからず是非してはならず

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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