2023年10月20日(金)

朝は涼しい。しかし昼は暑い。明日からは過ごしやすくなるというが。

  10階まで階段上り下りする老いひとり疲弊はげしきこの惨めさよ

  この空の暮れゆくに委ねわれの(み)の山のごとくにこころも暗し

  もも色に夕べ滅びの色を観てこの空のもと滅びむもよし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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