2023年10月17日(火)

なかなか完全には稲穂が刈られていなかったのだが、いまはどうだろう。

  ひこばへの青々育つ田のとなり稲穂垂れたる刈りしほの田あり

  さがみの平。稲穂稔れば刈り尽くすこの田に違ひあるはずもなし

  一枚だけ刈り取りをせず稲穂の稔れば垂れたるままに

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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