2023年10月11日(水)

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか』読了。堀田善衛『方丈記私記』以来、退院中に大幅に読んでいたとはいえ、読み切ったのは二冊目。いい本だった。宗尊親王、足利尊氏、太田道灌、冷泉為和らの和歌状況を語り、おもしろかった。中世和歌になぜ武士がかかわるか。

  さびしげに陰茎洗ふ昼過ぎのシャワー室なぜかさびしきものよ

  中世の和歌世界かくも形式にしばられてたのしきか足利尊氏

  戦国武将が和歌にさほどに真剣なるその奇妙おもひ政争ありけむ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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