2022年11月9日(水)
今日は鎌倉へ。まずハガキ歌仙仲間と会う。鷲澤さんとは何度もお会いしているが、守屋さんとは初めてだ。大胆な俳人、なかなか楽しい。その後、楠原先生と歴史学者の鈴木氏と鷲澤さんを含め、ちょっと飲む。明日検査があるといって楠原先...
今日は鎌倉へ。まずハガキ歌仙仲間と会う。鷲澤さんとは何度もお会いしているが、守屋さんとは初めてだ。大胆な俳人、なかなか楽しい。その後、楠原先生と歴史学者の鈴木氏と鷲澤さんを含め、ちょっと飲む。明日検査があるといって楠原先...
おだやかな秋の一日だ。 ことしのけやきわが歌ひしが糧となり葉をあまた散らしすこやかにみゆ ざくろの葉も黄に美しく散りゆかむ人の味する果実は稔らず けさもまた西から東へいくつかの鳥の群れゆくさがみ川左岸
少々寒い。雲が多いけれどまあまあ明るい。 大空のふかきところにわだかまる渾沌こんとん白雲(はくうん)うごく 九階に覘けばけやきのもみぢ葉もひかりにあかるく散り落ちてゆく 『徒然草』104段・105段 艶(えん...
日の出は雲の中であったが、じきに晴れて、秋のよき日である。 雲中に朝の太陽もぐりこむ天宇受売(あめのうずめ)と戯れたるか 春の木のつばきのつぼみのふくらみを色鉛筆画にけさは写せり
曇り空の朝は寒かったが、昼過ぎて青天に。 朝の庭の落葉、朽ち葉を拾ひゆく老いのすがたのいかにかみゆる 花水木のもみぢ葉に赤が混じる葉をひろひて心あたたかくなる ざくろの小さき葉々も黄の色のあざやかなりき秋の午...
昨日より少しだけ涼しいが秋のあかるい日である。 黄、紅、茶色それぞれに変化する木々の葉うつくし時はうつろふ 腕時計を腕から外し風呂へ入るけふの縛りを解きくつろぐ 『徒然草』96段 まむしにはめなもみ草を揉み付...
明治節、明治天皇の誕生日である。戦後は文化の日。 水分のうすれゆく葉になほすがる空蟬(そらせみ)ありき風吹けどなほ 葉にすがり高きところに吹かれゐる蟬の抜け殻深秘じんぴ 『徒然草』92・93段 懈怠のこころ刹...