2022年10月17日(月)
夜明け、妙な明るさがあった。晴れはしない。主に曇りだが、時々雨粒が落ちて来る。 夜明け頃の奇妙な明るさ。常ならぬ白茶けたる街窓にひろがる けふもまた日は昇り来ず。天上の天宇受売(あめのうづめ)よ楽(あそ)びをせむ...
夜明け、妙な明るさがあった。晴れはしない。主に曇りだが、時々雨粒が落ちて来る。 夜明け頃の奇妙な明るさ。常ならぬ白茶けたる街窓にひろがる けふもまた日は昇り来ず。天上の天宇受売(あめのうづめ)よ楽(あそ)びをせむ...
秋のよき日である。あかるさが戻って来た。妻の車でいつものトマト屋、パン屋、生協、地域農協を買物ツアー。けっこうな買物の量でありました。 余裕なきわが体力を尽くしたりパン屋、農協、トマト屋廻る エレヴェーターの箱に...
今日は土曜日だけれど、妻は仕事。休みの日に妻がいないとなんだかつまらない。昨日までと違って朝から割合いい日なのだが。 枝それぞれに風に任せてこきざみに揺るるあけぼの杉の秋の葉 けやき樹がもつとも早く黄葉する衰ふる木も黄の...
曇り空。時折雨が落ちる。たいしたことはないが、傘を持ち歩く必要はある。 山肌に朝雲うごき険峻(さねさし)のみどりもやがて雲隠れたり 妙な夢を見た。 質感のうるほふ素肌女体みゆねつとりとした夜の夢なり 『徒然草』第31段 ...
日の出は5時40分くらいだが、太陽は出ない静かな朝明けであった。一日中16℃だか17℃。寒いくらいだ。 しつとりと藍に明けゆくさがみの空。窓を音なくふる細き雨 この雨は全き秋を率き連れてけやきの黄葉散りはじめたり 呉明益...
曇り空。温度もあまり上がらない。しかし生ゴミの袋にはまだコバエが生息していた。 ゴミ袋の中に生き延ぶる蟲どもよこばへ残党死ねよ死ね死ね 寒けれどなほ生き延ぶるコバヘたちそのしぶとさは愛すべきかも 『徒然草』第22段・第2...
朝から気持ちの良い日だ。それでも少し暑くなる。ひさしぶりに日の出を見た。 ひさびさの空のあかるさ。さねさしさがむを照らす天つ日出づる 天の日のこのあかるさをまぶしみて眼をつむりをり秋の陽の色 『徒然草』第21段 風こそが...