2022年10月31日(月)
今日も気持ちの良い秋の日だ。一昨日の新聞の読書欄で横尾忠則の書いた書評を読んだ。宮竹貴久『「死んだふり」で生きのびる 生き物たちの奇妙な戦略』(岩波科学ライブラリー314)だが、書店にあったので買ってしまった。絶対読むぞ...
今日も気持ちの良い秋の日だ。一昨日の新聞の読書欄で横尾忠則の書いた書評を読んだ。宮竹貴久『「死んだふり」で生きのびる 生き物たちの奇妙な戦略』(岩波科学ライブラリー314)だが、書店にあったので買ってしまった。絶対読むぞ...
今日もまた秋のよき日である。昼を過ぎて雲が多くなる。 日曜の朝は少しく遅く起きカーテンをひらけば秋のまぶしさ 『徒然草』第82段、83段 損じたり、不具なりしこと、欠けたるがいみじきといふ隠者のことば 老子的...
秋の日らしい一日であった。沙耶の結婚届に保証人としての署名をする。 暮れのこるだいだい色の雲の端ああけふ一日の未練のごとく 老いわれにいろは匂へど高嶺の花うつくしきものはただみてをりぬ 散りぬるを惜しめどもと...
雲は薄いが、つねに曇っている。そして寒い。 曇り空にも時の間透けて秋の色青深々しのみこまれゆく 秋の日の野風に吹かれただよふは銀のすすき穂わがたましひか 『老子』上篇21 「道の物たる、惟れ恍惟れ惚。恍たり惚たり...
さすがに寒い。木曜日はビン・カン類を処理する日だ。 袋に提げてビン・カン鳴らし捨場まで楽器演奏したる心地す けふの曲は少しかろやか空中にけやき黄葉の舞ひたるもみゆ 今日も嫌な夢をみた。博覧会場で何人かの知人と待ち...
朝からあかるい秋のひかりが満ち溢れている。 てふてふにまがふがごとき欅もみぢあさのひかりに木の葉散りくる 米二合にトイレットペーパーを購ひて小田急線を一駅戻る 『徒然草』第73段・74段 兼好の時代もいまのこ...
今日も朝から寒い。今年初のセーターを着る。 こんな日は暖炉の部屋に火を燃やしあまきココアにあたたまるべし 暖炉の部屋なんかありません。 ミステリイ小説を読み解(ほど)きゆく秋の昼どき解(と)けさうで解けず 『徒然...