2022年5月10日(火)
昨日と違って朝から青天がひろがって山々のみどりが美しい。朝はまだ涼しかったが、ようように暖かくなってきた。頼んでいた三好達治『測量船』(講談社文芸文庫)が届く。 キッチンに小さなちひさなシャボン玉食器洗剤のボトルより飛ぶ...
昨日と違って朝から青天がひろがって山々のみどりが美しい。朝はまだ涼しかったが、ようように暖かくなってきた。頼んでいた三好達治『測量船』(講談社文芸文庫)が届く。 キッチンに小さなちひさなシャボン玉食器洗剤のボトルより飛ぶ...
昨日は母の日で、奈良の吉野の柿の葉寿司を妻が用意した。ひさしぶりの柿の葉寿司とちょっとの酒、うまかった。今日は曇りがちで涼しい。 柿の葉寿司の葉をはがし口に頬ばればここはそらみつ大和の国なり 柿の葉は大和五条のものなるか...
時々自分のからだが自分のものではないような違和感を覚えるときがある。そんなとき左胸をさわると心臓ペースメーカーの植え込まれているところが硬く出っ張っていて気になる。そして、オレはこの肉体に埋め込まれた機械のおかげで生きて...
まあまあの日和でしょうか。はがき3通、封書1通をこしらえる。なかなかに難儀でした。 つつじ垣につつじの花の落ちてゐる五月七日の露地をさまよふ 昨夜一日遅れの菖蒲湯に沈む。 ほのぼのと六日のあやめの湯に沈むこの肉体もやがて...
風がある。 木には木の揺れ方がある。あけぼの杉、けやき、夏つばき各々に揺る つつじの花しぼめばさつきの花ひらくすこし小さき赤き花咲く
初夏のよき日である。買物ついでに妻とドライブ。相模川沿いの河岸段丘の上、八景の棚からの眺望を楽しんできた。 はつなつのひかりと風につつまれてさみどりの葉の楠の大木 桃色の夕空をゆく飛行機雲、大山を超え遠くのびゆく
今日も五月らしい一日だった。海老名図書館周辺の田んぼ道を歩く。まだ水も入っていない田に鷺が一羽。絵になるような姿だった。 田の畔(くろ)に一羽たたずむ白鷺の首うごかしてめぐり探れり だんごむしを避けてあゆめばよろよろと六...