2022年5月17日(火)
朝から曇り空。 どんみりと頭上を覆ふ曇りあり五月の空はぼんやりとして すずめ二羽が絡み身をよせ騒ぎをり砂浴びも遊びかたのしげに見ゆ
朝から曇り空。 どんみりと頭上を覆ふ曇りあり五月の空はぼんやりとして すずめ二羽が絡み身をよせ騒ぎをり砂浴びも遊びかたのしげに見ゆ
どんよりとした朝だった。9時過ぎには雨がふりだし、やんだり、ふったり、やがて全面的に雨。そして3時過ぎにまたあがる。さねさし雨天、曇天である。 雨ふれば雨のたのしみ。若き葉を雨うつ雨のみどりのしづく さつきつつじの花のつ...
1972年の沖縄の本土復帰から50年。米軍基地だけでなく、沖縄の状況が変わったとは思えない。そして1932年のこの日、五・一五事件から90年である。日本が戦争へ向かう一つの転機であった。いまも世界中で市民が暴力の犠牲にな...
昨日は一日中雨でした。昨日からむすこが来ています。昨夜、ちょぴっと飲んで、今日の午前中は喫茶店につきあってくれました。 昨日(きそ)の雨に紫陽花(あぢさゐ)の広き葉もぬれて下垂(しただる)る水のしづくのひかり 朝の日は濡...
録画してあった三島由紀夫に関する二本のNHKのドキュメンタリーを観る。川端康成との軋轢を描いたものと三島事件の日を検討したもの。どちらも多くは知っていることだが、おもしろかった。こんなことばが拾われている。「英雄として死...
5月8日に韓国の抵抗の詩人金(キム)芝(ジ)河(ハ)が亡くなったという。享年81。また一人、人類の抵抗体が失われた。今朝の「天声人語」は、その金芝河にふれている。 d 金キム)芝(ジ)河(ハ)よ いまこそ抵抗の秋(とき)...
志賀直哉『暗夜行路』を読んだ。学生時代に一度読んでいるが、最後の大山(だいせん)の場面しか覚えていないから、まったく新鮮な気持ちで読めた。主人公、時任謙作は、日本の近代小説特有のダメ男といっていいだろう。もっとしっかりせ...